2004.12.07

名前が決まらない

ツクールWEBで、ムービー公開されてます。
今回はストーリーテラーです。
サウンドノベルっぽいのも出来そうです。
コンテストについてはどうなってるんだろう…いつも賞金でたりするし。
コンテスト受賞作を見ても、女性のツクーラーさんて少ないなぁ。
(とくに家庭用のほう)
しかし、マモルくん(当時12歳)はスゴイな(笑)
自分も出してみよっかな、ダメもとで。
(きっと間に合わなくて自己満足に終わるだろうけど…)
でも、ツクールは自己満で良いと思うよ。自分だけで遊ぶ分なら。
というか、作ってる過程が好きだから買うんだけどね〜。


ツクールをやってて真っ先に突っかかるのが、主人公の名前。
テストプレイの時はいつも「Aさん」とかになってます。

前に友達が某RPGの主人公の名前を、物凄く適当な名前にしてて、そりゃないぜ!と思った事があります。
町の人にその名前を呼ばれたりするんですよ・・・
ちょっと可哀相だと思いませんか?(笑)

“勇者の名”

今夜は寒い
そんな呟きが ひっそりと漏れた
たまには 酒場にでも寄ってみるか

酒場に入ると 女がカウンターに座っている
女と私の目があった瞬間 女が笑った
「あなたの名前 わたし知ってるわ おかしな名前ね」
なんだ 唐突に
失礼な女だ

「ひろしでも ジョニーでも ぽんたでも よかったのに どうしてあなたは その 名前にしたの?」
私に聞かないでくれ
 と 私が言うと
「やってられないと おもわないの?」
と また女が尋ねてきた
私は その選択肢で いいえ と答えた

「あなたが死んだら 墓に名前を刻まれたり するわけでしょ? その 妙な名前を 刻むつもりなの?」
私は 黙れと言わんばかりに どすん と ボトルを置いた

「恥をかくまえに いますぐにでも 名前を変えたほうが いいわ」
本当に おせっかいな女だ

私は ボトルごと 酒を飲み干し うつむいた

・・・・・・・・・・

女はまだ 私の名前に 文句をつける
「ねえ 聞いてる?」
私は 酔って寝たふりをした
「まぁ おこってるのね!」

あたりまえだ
初対面の女に 名前を馬鹿にされるなんて

しばらくすると 女は席を立ち
「あああああ…なんて へんな名前よね。こっちがイヤになるわ」
と言って 酒場から でていった

よけいなお世話だ ただ 名前が浮かばなかった だけだ

はじめから あ にカーソルが 合わさってるのが 悪い

だからといって へ とか ぽ にカーソルが 合わさっているのも 困る

でも これが 私の名前なのさ
決まらなかったから あああああ

いいんだよこれで これでいいんだ

勇者 あああああ は もう一本 ボトルをあけた
どこかで 叫び声が聞こえた気がするが 今はもう 駄目だろう

グラスに 酒が注がれていく
こんどは モンスターの鳴き声が 聞こえた

表が 大変そうだな
私は 他人事のように 言った

今日は静かにしてくれないか

明日になったら 片づけるから

それから
魔王を倒して
名前が 世界中に…
勇者として…

私も 村も 酒場も 静かに夜に沈んでいった
posted by まめ at 14:29 * 千葉 ☁ * Comment(0) * TrackBack(0) * ゲーム

TrackBack URL

 
 ※関連記事からのTBお待ちしてます。
 リンクなしでも、スパム以外なら大歓迎です。
 この記事へのコメント
 コメントを書く
ご意見ご感想など、ご自由にどうぞ。荒らし以外なら大歓迎。
(※名前を空欄にすると名前が名も無き師匠になります)

お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。