2006.01.26

餌はもちろん、未知なる世界、そして時間である

師匠のレッドスターへの移籍が決まって嬉しい反面、
   行っ ちゃっ た ・ ・ ・
…という一種の喪失感みたいなものがあり、色んな思い出と共に、ちょっとしんみりというか、しみじみというか。今日一日中そんな感じでした。
(全てはこの記事の写真のせいではないかと思うよ…なにこの哀愁)
そこで、なんとなく師匠関連のサイト巡りをしていたら、いつぞやの師匠が表紙のふっちばる(2003年のVol.7)の記事が紹介されていました。
もうこのふっちばるは入手困難なんですが(amazonで検索してみりゃわかる)、その記事が素晴らしかったので、引用しながらも内容をまとめつつちょっとだけ紹介させてください。
(このサイトは自力で探してください…なんとなくこっそりひっそり感があるので…)


-*-*-*-*-*-*-

これが表紙
どこのファッション雑誌かと。カッコヨス

得点を挙げるまでにずいぶん時間がかかってしまったが、どんな心境だったのか?
―――たしかに、たくさん結果をつかめれば、それがいいんでしょうけどね。でも、そううまくはいかない。ポイントは、僕が思うに、ガマンしきれなくなって、下がってしまうと、そこで終わってしまうんですよ。あきらめるというか、引き下がってしまう、例えば試合で途中交代して下がってしまうと、そこで終わりなんだと。
常に耐えて、次のチャンスが来るまで、ジーッとガマンする。それが今までやってきた中で、学んだことですね。例えるなら、トンネルなのかな。ホントに先が全然見えない、これって前に進んでいって大丈夫かなって、すごく不安になる。でも、後ろにある出口にはもう戻りたくない。耐えられなければ、そこで引き返してしまうでしょう、普通は。でも、そこでガマンする。挫けそうにもなるんだけど、ひたすら前に進む。

例えるなら、東京湾アクアラインのような心境?
―――ダメですよ、それじゃ(笑)。先に出口があるっていうのは、最初から分かってるじゃないですか。じゃなくて、全く未知のトンネルに入る。出られるかどうかも分からないままに。それが今までの自分の心境です。

では、アンデルレヒト戦でのゴールは、途中で駐車したようなもの?
―――そうそう。ほんの少しだけ、一休みできたようなものです。でも、その後すかさず見えないトンネルに向かって、発車はしているわけです。

ベルギー、ひいては海外にどのくらいとどまっていたい?
―――さぁ、それは難しいね(苦笑)。やっぱり僕が決めることではないですから。ただ、もし機会が与えられるとするならば、ある一定の時は、あと何年先でもずっといたいって思う。でも、ある時は、”ああ、もう日本に一刻も早く帰りたい”って思うこともあります。やっぱり、日本人ですからね。例えば、昨年はもう1年くらいはいたいなぁって思っていても、明日になったら、また日本に帰りたいって思うかもしれない。分からない、実際。その時になったら決めます。先のことなんか分からないですからね。

海外に来たことで引き出しが増えたことは確かですが、仮にこの先別の国のチームからオファーがあったとしたら?
―――うーん。でも、常に新しい、未知の世界に向かいたいという気持ちはありますよね。違う経験をしてみたいっていうのは、常に僕の心の中にあります。



サッカーとは、あくまでも自分の才能をいかした職業にすぎない・・・・・・。寝ても覚めても、サッカー三昧の選手が多いなか、彼のようなタイプは希有である。話をしていると、サッカー選手とは決して思えない、ある種の錯覚に陥ってくる。全く知らない異国の地に自ら飛び込み、スリリングな毎日を謳歌。まさしく放浪者ではなかろうか。
かつての鈴木には、とてもそんな余裕はなかった。振り返ってみると、00年に川崎フロンターレに移った直後は、明らかに狼狽していた。「今度、川崎にも来てくださいよ」 誘う声色にも、どこか張りがなかった。
元々、黒々とした髪が爽やかで、愛らしい目つきが印象的だったが、そのころは全く先の見えない、あきらめにも似た、不透明な眼をしていた。再び鹿島に戻ったあたりでは、おそらく精神的疲労がピークに達していたように思う。悲壮感がジクジクとにじみ出ていた。
今、目の前にいる鈴木は、あの頃と同じ黒髪の青年だが、その眼には一点の曇りもなく、力強さを感じる。たしかに、言葉の端々で先に対する「不安」を口にするが、どこか期待感を含んでいるかのようだ。

人は、敵陣に向かって疾駆する姿、ゴールを決めて雄叫びを上げる姿を指して、彼を狼に例えるのかもしれないが、むしろ生き様が、狼そのものに思えてならない。
餌はもちろん、未知なる世界、そして時間である。

-*-*-*-*-*-*-

今年師匠は再び海外に挑んだわけですが、師匠を含め多くのサッカー選手や、何かに挑む人々の、この“挑戦する”という姿勢そのものが私を励ましているんじゃないかと最近よく思う。
今年、私はぬるま湯から出て師匠と同じく挑戦する側の立場に立つことになりました。神奈川で一人暮らしをして(朝晩飯つきの寮ですが)、昔っからの(金にならないんだけど)“絵に携わる仕事に就く(…現状は、グラフィックデザイン関係かなーという状態ですが)”という夢に向かう為に、専門学校に通うんです。それも、師匠と同じ2年間。
基本から教えてくれるというが果たして上手くなるかとか、昼飯の弁当は毎朝ちゃんと作れるかとか、寮での生活に馴染めるかとか、不安の芽は摘めども摘めどもたくさん出てきます。
でも、もし辛くなって辞めたくなったとしても、同じようなタイミングで新天地で挑戦している師匠の事を考えれば、私も頑張れるような気がする。
でも私は師匠と違って諦める時はとことん諦めてトンネルの入口まで戻るやつだから、師匠みたいにまっすぐ突き進める人って凄くかっこいいし、この2年間は私もそれを目指すべきだと思ってます。

とにかく、レッドスターの鈴木隆行も応援しますよ。
セルビアは言語が難解だけど、何とか解読したいです。
web翻訳はコレくらいしかないと思う。
師匠、現地のコトバ話せるようになるといいなぁ…。



+ナツカシス...なおまけ
trip
携帯のデータフォルダに入ってた(5・7・5)
pict経由で保存したのか、待ち受けサイズになってるがキニスンナ。
posted by まめ at 02:00 * 千葉 * Comment(0) * TrackBack(0) * 師匠

TrackBack URL

 
 ※関連記事からのTBお待ちしてます。
 リンクなしでも、スパム以外なら大歓迎です。
 この記事へのコメント
 コメントを書く
ご意見ご感想など、ご自由にどうぞ。荒らし以外なら大歓迎。
(※名前を空欄にすると名前が名も無き師匠になります)

お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。