2006.06.23

侍は斃れ、弟子は出会った

 えー…いつものことですが、前置きが長くなります。
あと、ブラジル戦での敗戦に多大なるショックを受けた方は、読まないほうが賢明だと思われます。 きっとそういう人が読んだら軽く殺意が沸く内容かもしれません。マジで。『こういう人も居るんだな〜』 と軽く流せる人は読んでみてもいいんじゃないでしょうか。
前置きウザ〜って人は続きからドゾ。普通〜〜〜に話が理解できます。

 今日は何の日かというと、バガボンド23巻の発売日であり、日本vsブラジルの日でもありました。どっちかというと後者が大事です。 どっちかというと。
…まあ、普段メジャーな漫画を読まない私が「バガボンド」なんて言うのも変だなーと思う人も居るかも知れないですね。いっつも作者名を挙げても 「誰?」ってリアクション多いし。
(メジャーな漫画を買わない理由 → 誰か持ってそうだし、そいつから借りればいい! )

なんで今更バガボンドなのかというと、侍に飢えてたから(笑)
まあ…某代表(ry…SAMURAIを騙る人間には飽きてたんで。
※注:健闘した選手達は労います、もちろん。とくに川口には頭が上がりません。
それに、 ご先祖さまが武士だった(らしい)人間としては許せないんすよ!
(なにこのとってつけた様な後付け設定みたいな言い分は)
※最近はバガボンド以外にも、冬目景の「黒鉄」を読んだ。これは個人的に冬目景最高傑作な気がする(未完なのにw)

 何言ってんだって感じですが、バガボンドは今日出た23巻以外に22冊あるわけです。そいつらを、 ぜーんぶ原価で集めたら一人暮らしの身としては死ねるわけです。なんと合計11528円です。 死ねます。むしろ死ね! なわけです。
 そいつらをどう集めたか…もう答えは出てますね?

 そうです、ブックオフ原宿店(の100円コーナー)です!
学校帰りに寄れ、品揃え豊富なあそこです。いやもちろん、作者に印税が入らないという後ろめたさ(?)が無いわけじゃないですよ。
とにかくもうね、パラダイスです。14巻までは100円でゲットできました。それ以降は350円がところどころ混じってますが、 とりあえず安くゲットできりゃ良いんだよね(本音出たコレ)
 1〜21巻は、自分でも面白いくらいのペースで集めてしまいました。3日です。 3日連続でブックオフに通って、4日目である23巻の発売日に22巻を買い、既刊を揃えてしまったわけです。 恐ろしい魔力を持った漫画だ。
(作品感想はこのエントリーとは関係ないと思うし、長くなるからまたの機会にでも)

バガボンド集めますた…
ものすごい勢いで。
 しかしこの4日目が、意外とドラマティックだったんですな。


 ついに、リアルで弟子と出会ってしまいました。
いや、出会ったというよりは目撃したという表現のほうがしっくりきますが。

 私は、ネット上では数々の師匠ファンを見てきたつもりです。
でも、ネットと現実とではギャップは当然生じるわけで、リアルでは鈴木隆行ファンに出会ったことも、それらしき人を見たこともありませんでした。
 なので今日、『こいつ明らかに師匠ファンだ!』といった感じの人を見たときはちょっと感動しました。 偶然がちょっとした奇跡を産み出してくれたんだな〜と。

 それは、田園都市線 某駅 12 : 08発 急行…。
今日は午後からの授業で、郵便局と本屋に寄りたかったこともあり、ちょっと早めに駅に向かった。
 郵便局に寄った帰りに本屋に寄ると、バガボンド23巻がレジの脇にどっちゃり積まれていた。場所が駅前だし、 なんとなくサラリーマンが買っていきそうだな〜と思いながら、まだ持っていない22巻を探した。 棚に22巻が無かったので店員さんに聞いてみると、なにやら必死で探してくれているらしく、何分かレジ前で待った。
数分後、店員さんから出た言葉は「ストックが切れておりまして…」。
あちゃあ。いきなり23巻は嫌だなあと思いつつ、23巻を購入。
 ふと時計を見ると、各駅停車が出発している時刻だった。次の各駅停車では渋谷に微妙〜な時間に着くので、隣の駅で嫌いな急行に乗るはめに。
駅のホームで、23巻を読もうか読むまいかソワソワしているうちに、その人が乗っている急行がやってきた。
 けっこう空いてる最後尾の車両に、弟子はいた。鈴木隆行という人物が「師匠」と呼ばれている事を知っていようがいまいが、勝手に弟子認定した。 自分にもそんなもん無いけど師匠には断りも無く、弟子と決定した。

 カズでも巻でもなく、あれは、2002年の、SUZUKI 11のレプリカユニフォームだった。
ブラジル戦後だし、現在の代表にはあまり関心がなくなってたとはいえ、なんともいえない気持ちになった。正直泣きそうになった。 実際目が潤んでた。本当は思いっきり泣いて、出来れば弟子同士語り合いたかった。(モスバーガーで。)
だけど他にも人がいるし、話しかけるのも変だし…。
でもきっと、気持ちは同じだったと思う。

 …ああ、やっぱり師匠見たかったなあ。
師匠だったら走り回って、体張って、泥臭く戦うんだろうなって。
きっと師匠なら、なんかやらかしてくれるんじゃないかな、って…。
頭の中で、オマーン戦のゴールがよぎって、涙腺が危険な状態になった。
あんときのインタビュー、すげえいい眼してた。

 いろいろ思い出に浸ってたら、兄弟子は渋谷の手前で降りてった。たぶん、 ホームでの様子を見る限り、池尻あたりに行くつもりだろう。じろじろみてスマンかった。嬉しかったんだ、ごめんなさい。
小さくなってくSUZUKI 11を見送りながら、私は渋谷に降りる準備をして、この必然的のような偶然に感謝した。

 いやあ、人生って素晴らしい。田園都市線沿いの師匠ファンを同じ車両に見かけただけ。ただそれだけのことなんだけど、 これってものすごい確立で成り立ってると思う。さほど多くない師匠ファンのうちの二人が、 田園都市線の急行の同じ最後尾に乗り合わせる確率っていったい…。

 読んでいる人にはちっぽけな出来事に思えるかもしれない。だけど、 こんな些細なことで幸せになれる人間も、居たりするんだな(逆も然り)。もしかしたら私も、そしてこれを読んでいる人も、 気付かないうちに人を喜ばせてたり、悲しませてたりするかもしれない。
 偶然はあらゆるところにいて、なにが起るか分からないからこそ、こういったプレゼントはすごく嬉しい。
 西暦2006年6月23日を構成してくれた全ての皆さん、本当にどうもありがとうございました。これからも偶然を紡いでいきましょう。
 感謝。

posted by まめ at 23:38 * 千葉 * Comment(1) * TrackBack(0) * 師匠

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 この記事へのコメント
原価で集めてますが、何かw

爺子に日本への入国禁止令が出ました。
Posted by キムラ at 2006.06.24 00:36 
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